空色パンデミック Short Stories
空色パンデミック Short Stories (ファミ通文庫)
- 作者: 本田誠,庭
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/11/29
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 34回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
今作で実際のメジャー作に影響をうけた空想病のお話がメインで、空色パンデミックの今までに感じた「空想病が痛い」という雰囲気ではなく、懐かしいが強かったですね。むしろ、痛いと感じるのは巻き込まれていると悲観的な景かなと。周囲は物語を終えようとしているなかで、バカなことしてるな……って俯瞰してるのはどうも好感もてないなと。
短編のなかでいくつか明らかになったキーワードもあり、ただの短編ではなさそうだったのと、今後どう絡んでくるのか興味深いですね