ぷりるん。―特殊相対性幸福論序説
あらすじ
ラブラブ光線絶賛放射中な妹―うずみ(♀)。元・天才美少女、自由奔放な姉―綾(♀)。みんなのアイドル、気になるクラスメイト―桃川みう(♀)。脚がステキな憧れの先輩―小野塚那智(♀)。彼女たちに振り回される人―ユラキ(♂)。ユラキの悩みは今日もつきることなく、“ぷりるん”はまた現れる。新感覚系ラブストーリー誕生。(「BOOK」データベースより)
- 作者: 十文字青,ま@や
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2009/07/18
- メディア: 文庫
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雑感
とにかく、これはラブストーリーではないだろ。ヒロインがみんな普通じゃない価値観で動いていてそれに主人公が振り回されるというのはよくあるけど、そのわりには主人公が精神的に衰退しすぎ。姉綾とクラスメイトみうはすごくいい味だしているんだけど、妹うずみと先輩那智はどうもキャラクターとしていらなかったような。その存在は必要だっただろうけどどうもおざなりだった感。妹の存在自体は必要だったけどうーむ……
みうみたいな人はすごい好きです。あの恋愛に関してどうしていいか分からない直情的なキャラってなんだかいいよね。最後に怯えながらユラキにキスを求めるところとかキュンキュンだよね。
鬱な作品ときいていたけど、そこまで鬱なのかはてなはてな