“文学少女”と月花を孕く水妖

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

あらすじ

夢のようなひと夏の思い出を描く、“文学少女”特別編!
『悪い人にさらわれました。着替えと宿題を持って、今すぐ助けに来てください』
――そんな文面で呼び出され、貴重な夏休みを姫倉の別荘で過ごす羽目になった心葉。“おやつ係”として呼ばれたはずが、麻貴の挑発に乗せられた遠子に引きずられ、昔屋敷で起こったという惨劇の謎解きをする羽目になり――!?
不敵に微笑む麻貴の望みとは?自らの“想像”に心を揺らす“文学少女”の“秘密”とは――?

内容

時系列的に2巻の後くらいの外伝のような話。2巻をあまり覚えてなかったのでちょっと混乱しながら読んだ。
今回は遠子先輩の可愛さを存分に楽しめました。幽霊やら妖怪に恐怖する本を食べる妖怪は読んでいて和みますね。
泉鏡花」作品が扱われているわけですが、もちろん未読なわけで…いつか文学少女シリーズで紹介されているものくらいは読まないといけないな。